オンラインゲームの人気が高まり、近年では世界中のプレイヤーとの協力プレイや対戦プレイを気軽に楽しめるようになりました。
そんなオンラインプレイに欠かせないのが、プレイヤー同士のコミュニケーションツールです。
プレイヤーとの会話やチャットを楽しみながら行うゲームは、1人でのプレイとはまた違った楽しみ方ができるでしょう。
そんなオンラインゲームを楽しむプレイヤーの多くは、ディスコードというツールを活用しているケースが多いです。
しかし、オンラインゲームをこれから本格的に始めるという方にとって、ディスコードとはどのようなものか分からないかもしれません。
そのため、オンラインゲームを新しく始めるにあたって、ディスコードの活用に抵抗が生まれてしまうことが起こり得ます。
そこで、ディスコードを使ったことがない方に向けて、ディコードの特徴やプラン、注意点など詳しくご紹介いたします。
ディスコードとは?

ディスコードとは、2015年にアメリカで開発されたコミュニケーションツールです。
このツールを利用することで1対1から複数人で、テキストチャットやボイスチャットのやりとりをすることができます。
さらに、アカウントを作成すれば誰でも簡単にサーバーを作成し、それをコミュニティとして運用することで公開サーバーとして多くのユーザーと繋がれます。
コミュニティを通して知り合った仲間とはゲーム内の情報交換やダイレクトメッセージによるやりとり、通話を行ってオンライン友達作りもできるでしょう。
ディスコードは見やすい画面・シンプルな操作性・音声遅延が起こりにくいといった魅力があるため、世界中で愛用されています。
オンラインゲームの中にはボイスチャット機能が備えられているものもありますが、音声のタイムラグが生じやすいです。
そのため、簡単な操作で快適に活用できるディスコードが全世界のプレイヤーから愛されているのです。
ディスコードの無料プランの特徴

ディスコードは、無料プランであっても使える機能が充実しているといった特徴があります。
無料プランの場合、以下の機能が使えます。
- サーバー作成
- 99人までのボイスチャット
- 最大10人までのビデオ通話
- ファイル送信
- 画面共有
- テキストチャットやダイレクトメッセージなど
このような機能が充実しているため、無料プランであってもオンラインゲームのコミュニケーションツールとして活用するには申し分ない性能があります。
ディスコードの無料プランの制限と注意点

ディスコードの無料プランでは、ファイル送信は8MBが限度です。
そのため、高画質な画像や動画を送れず、小さいファイルのみのやりとりしかできないでしょう。
また、画質変更やサーバーブーストができないといった特徴があります。
サーバーブーストとは、お気に入りのサーバーをレベルアップさせることで、そのサーバーを活用しているメンバーが利用できる機能を充実させるといった機能です。
このように、無料版であるとさまざまな点において制限がかかるため、自由自在に使い続けることは困難です。
ただし、基本機能となるチャット機能や通話機能に制限がないため、通話しながらゲームがしたいという方であれば無料プランであっても問題ないかもしれません。
ディスコードの有料プランでできること

ディスコードの有料プランに加入すると、大きいファイルの送信ができることや画質変更、アイコンを動く画像へ変更などの機能が追加されます。
有料プランは、年額99.99ドル、もしくは月額9.99ドルのDiscord NITRO、または年額49.99ドル、もしくは月額4.99ドルのDiscord NITRO CLASSICの2種類が用意されています。
前者であれば最大100MBまでのファイル送信、配信画像4k/60fpsの画質変更、サーバーブーストの機能が使用可能です。
一方で、後者の場合には最大50MBまでのファイル送信、配信画像1080p/60fpsの画質変更ができるものの、サーバーブーストの機能が使えません。
つまり、Discord NITROはサーバーのレベル上げによって仲間がさまざまな機能を使えるようにしたい、50MB以上のファイル送信を行いたい、きれいな画質で配信したいといった方には最適です。
一方で、Discord NITRO CLASSICの場合にはサーバーのレベル上げをしない、ファイル送信は50MB以下の小さいものしか送信しない、ある程度の画質で充分と考えている方に適しています。
一口に有料プランと言ってもその種類は2つあり、金額だけではなく細かい箇所で使える機能に違いがあるのです。
そのため、自身がどのようなゲームをするのかによってディスコードの活用方法が異なります。
最適なプランを選択してゲームを存分に楽しみましょう。
まとめ
ディスコードは、世界中のプレイヤーと楽しくオンラインゲームできる機能が充実しています。
無料版と有料版があるものの、無料版であってもプレイには問題がありません。
しかし、ファイル送信を頻繁にする方や、ユニークなコミュニケーションがしたい方、配信を目的としている方であれば有料会員の方がおすすめです。
これからディスコードを活用してオンラインゲームをしようと考えている方は、自身の状態をしっかりと見極めたうえで、無料版にするのか有料版にするのか慎重に検討しましょう。
画像:©︎Discord Inc.