FPSゲームをある程度本格的にプレイしたいのであれば、高性能なゲーミングキーボードが必要です。
しかし、ゲーミングキーボードは、各メーカーからさまざまな種類が発売されており、正直なところ選び方が難しいです。どれが自分に合っているのかも分からないので、どう選べばいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、FPSゲームにおすすめのゲーミングキーボードをご紹介しますので、キーボード選びの参考にしてください。
FPSにおすすめのゲーミングキーボード
①【プロ人気1位】Logicool G PRO X

- アマゾンベストセラーランキング上位。
- メカニカルキースイッチ(軸)を入れ替えことができる。
- ケーブルは着脱式。
- 人気FPSゲーム「Valorant」、「Apex Legends」でプロ使用率が高い。
「G PRO X」は、Amazonのベストセラーランキングで上位にランクインし、多くのプロFPS/TPSプレイヤーに愛用されているキーボードです。
こちらのキーボードの最大の特徴は、キースイッチの交換が可能であることです。
G PRO Xには、標準で青軸キーが搭載されていますが、別売りの専用キースイッチを購入すれば、赤軸や茶軸のキーに変更することができます。
移動キーなどの「W、A、S、D」キーは青軸キーで、それ以外のキーは赤軸キーです。
キースイッチを、ここまで細かくカスタマイズできるゲーミングキーボードは、「G PRO X」だけです。
また、専用ソフトウェア「G HUB」をインストールすることで、バックライトの輝度や発光パターンも細かく調整することができます。
また、G PRO Xでは、ファンクションキーにマクロを登録することができるため、FPSプレイヤーだけでなく、MMORPGやMOBAのプレイヤーにもおすすめのキーボードです。
プロのためのボトムアップ設計低感度なマウスのスペースを確保するためのコンパクトなテンキーレス デザイン。プロ レベルの入れ替え可能スイッチ。メカニカル スイッチのオプションとして、GX Blueクリッキー、GX Redリニア、GX Brownタクタイルを選択可能。オンボード メモリでプログラム可能なLIGHTSYNC RGB。ライト設定をカスタマイズし、大会用の静的パターンを保存。持ち運びが楽な脱着式ケーブル。勝利のためのプレイ。
Amazon | Logicool G ロジクール G PRO X

②最速レスポンス。SteelSeries Apex Pro

「SteelSeries Apex Pro」には、次の特徴があります。
- 0.7msという驚異的な高速レスポンスを実現。
- 専用ソフトウェアで各キーの感度を変更することが可能。
- OLEDディスプレイを内蔵。
Apex Proは、最速のレスポンスタイムを実現したゲーミングキーボードです。
通常のCHERRYスイッチの応答速度が約5.0msであるのに対し、OmniPointスイッチの応答速度は0.7msと、圧倒的に高速です。
実際、『Valorant』では重要なストッピングがしやすくなるほどの反応速度で、通常のキーボードと比較するとその違いがはっきりと感じられると思います。
Apex Proに搭載されたOmniPointスイッチは、アクチュエーションポイント(作動点)を0.4mmから3.6mmまで変更することが可能です。
専用ソフトをインストールすることで、キーごとにアクチュエーションポイント(作動点)を設定することが可能です。
移動に使う「W、A、S、D」キーは0.4mmと浅く、スキルやリロードに使う「Q、E、R、F」キーは3.6mmと深く設定でき、誤爆の可能性を低減します。
また、バックライトのLEDカラーが美しく、右上には好きな画像や文字を表示できる有機ELディスプレイを搭載するなど、デザイン面でも最高のキーボードと言えるでしょう。
唯一のデメリットは、価格が高いことなので、最高の性能のゲーミングキーボードを購入したい方には、Apex Proをお勧めします。
Apex Pro | SteelSeries
- 世界最速の11倍の速さの応答時間と10倍の速さのキーストローク作動を実現する調整可能なOmniPoint 2.0スイッチ
- すべてのキーの感度をスピード優先の0.2mmから着実な3.8mmまでカスタマイズ
- ゲーミングショートカットの効果を高めるために同じキーに2つのアクションをプログラム
- ゲームやアプリからの情報が一目でわかる有機ELスマートディスプレイと、クリック可能なメタルローラーおよびメディアキー
- 追加のUSB給電デバイスを接続するためのUSBパススルー
- PrismSync機能を使用した1,680万色の鮮やかなRGBカスタム化オプション

③とてもコンパクトなキーボード。DUCKY ONE 2 Mini

- 高いカスタマイズ性
- 60%サイズのとても小さなキーボード
- マウスとの距離を狭めることが可能
- FPS/TPSプロ使用率がトップ
- 2023/5/1現在、amazonで4.4の評価。※5段階中
「DUCKY ONE 2 Mini」は、「DUCKY ONE 2」よりも60%小さい超小型キーボードで、ファンクションキーや十字キーがなく、まさにゲーム用のキーボードと言えます。
Apex Legendsで1位を獲得した海外プロのRogueさんや、バンガロールの有名なユーザーShivFPSさんも愛用しています。
60%サイズはキーボード幅が狭く、マウスとの距離を短くすることが可能です。
マウスとの距離が短くなることで、肩が開きにくくなり、脇を締めた状態でしっかりとキーボードとマウスを操作できるため、狙いを安定させやすくなるのです。
また、「DUCKY ONE 2 Mini」は縦置きも可能なので、他の同サイズのキーボードが取るような机のスペースを取ることもありません。
DUCKY ONE 2 Miniは、コンパクトなサイズながら、カスタマイズ性が高く、Windowsキーの有効・無効を設定できます。ですので、ゲームプレイ中に誤って、Windowsキーを押してしまい、裏画面に行ってしまうというよくある問題を防ぐことができます。
DUCKY ONE 2 Miniは、ゲーム用に小さいキーボードを好むプレイヤーに最適なキーボードです。
④コストパフォーマンスがとても高いカスタムキーボード。Pulsar Gaming Gears PCMK TKL

「PCMK TKL」は、高価格帯のゲーミングデバイスを多く販売するPulsar Gaming Gears社のカスタムキーボードです。
こちらのキーボードの特徴は、基板やキースイッチ、キーキャップなどをカスタマイズできるメカニカルキーボードであることです。
通常のゲーミングキーボードは、完成品を購入しますが、こちらのキーボードは、自分好みのキーボードを作ることが可能です。
特に、キースイッチの種類が豊富で、好みのキーフィールやサウンドのスイッチを選びやすくなっています。
PCMK TKLは、通常のゲーミングキーボードと同じ価格で購入することができます。カスタムキーボードなので、壊れたパーツだけを交換することも可能で、ずっと使い続けられるというメリットもあります。
もちろん、FPSでも全く問題なく使えるので、コストパフォーマンスの高いゲーミングキーボードと言えるでしょう。

⑤スタイリッシュなゲーミングキーボードが欲しい人におすすめ。ROCCAT Vulcan TKL

「ROCCAT Vulcan TKL」はとてもスタイリッシュなゲーミングキーボードです。
高い耐久性のある航空機グレードのフルアルミボディーが特徴。FPSに最適な赤軸とサイズ感で、派手すぎず安っぽさが無いデザインです。
掃除もしやすく、フローティングデザインなどの価格を照らし合わてみると、全体的にバランスが取れているキーボードです。
価格も比較的安価で、こちらの価格にしては、かなり高品質なキーボードです。

⑥コスパ◎、FPSにちょうど良いキーボードが欲しい方におすすめ。HyperX Alloy Origins Core

「HyperX Alloy Origins Core」の特徴は、以下の通りです。
- 航空機グレードのフルアルミボディ。
- RGBライティング。
- キーボードの角度を3段階に調整可能。
- 3プロファイル対応のオンボードメモリ。
- ゲームモード、100%アンチゴースト、Nキーロールオーバー機能がある。
- 着脱可能なUSB TypeCケーブル付きで、コンパクトな携帯型デザイン。
- HyperX NGENUITYソフトウェアフェアでのカスタマイズ性。
プロゲーマーが愛用するブランドで、性能は最強です。PCゲームを本格的に遊びたいなら、候補として外せないブランドのひとつです!
FPSプレイヤーが求める機能を、欲張らずにすべて搭載している印象のキーボードです。

FPSプレイヤーのためのゲーミングキーボードの選び方

「ゲーミングキーボードがたくさんあって、どれを買えばいいのかわからない。」
「キーボードを検索してみたら、似たようなおすすめがあったけど、どれがいいのかわからない。」
という方も多いのではないでしょうか?
ここでは、あなたに最適なキーボードを選ぶためのポイントをご紹介します。
値段で選ぶ
ゲーミングキーボードは、2,000円~3,000円程度の安価なものから、30,000円程度の高級なものまで、さまざまな価格帯のものがあります。
値段に見合わないキーボードも、値段に見合わないキーボードもありますが、中には値段に見合った、まさに最高級のキーボードもあります。
高価なキーボードほど、キーの触り心地や押し心地が良く、何より「レスポンス」が全く違います。個人的には、ここで安いものを選ぶと後悔する可能性が高いと思っています。
キー軸で選ぶ
一般的なゲーミングキーボードには、メカニカルキースイッチが採用されています。最も有名で、ほとんどのキーボードに採用されているのは「CherryMX」キーです。
「CherryMX」キーとは何?
CHERRY MXスイッチはドイツ・CHERRY社の製造するメカニカルスイッチです。信頼性と耐久性を誇り、人気のキーボード用スイッチとして長年親しまれています。 押下圧、入力感の違いは軸の色で区別することができ、押下圧はスイッチに内蔵されているスプリングの強さによって、入力感やクリック感の有無は軸の接点を押さえる箇所の形状と構造によって決まります。 Majestouchと名のつくすべてのFILCOメカニカルキーボードにはこのCHERRY MXスイッチが搭載されています。本物のCHERRY MXスイッチを搭載しているキーボードには、CHERRYブランド公認マークが付与されています。
https://www.diatec.co.jp/products/CHERRY/
購入ページや、製品の箱に記載されていることが多いので、購入前に確認されることをおすすめします。また、最近ではデバイスメーカーも独自の軸を開発しており、各社のホームページで確認することができます。
反応速度で選ぶ
ゲーミングキーボードの「反応速度」は、対戦型ゲームではより重要です。数年前までは、銀軸が最速と言われていましたが、今では反応速度が速いゲーミングキーボードが登場しています。
特に2019年は、ゲーミングキーボード業界にとって革命の年でした。それまで考えられなかったような反応速度を持つキーボードが、各メーカーから登場した年でした。
そのため、2019年以降に発売されたものからゲーミングキーボードを選ぶことをおすすめします。
US配列と日本配列から選ぶ
- US配列
- 日本語配列(JIS配列)
こちらは、迷うポイントかもしれません。結論から言うと、正直なところ、どちらでも大丈夫です。
日本語配列・英語配列のメリット ・日本語配列のメリット – かな入力ができる(かな印字がキーに刻印されているものが多い) -「半角/全角」「無変換」「変換」「カタカナ/ひらがな」のキーがある – エンターキーが大きい – 日本のどこでも、慣れた配列で使える ・英語配列のメリット – ホームポジションから右側のキーが近い(Enter、右Shift、バックスペースなど) -「;/:」、「’/”」、「[」「]」、「+」「-」などが同じキーや隣りのキーにある – スペース、右Shift、BackSpaceが大きい – グローバルスタンダード
https://archisite.co.jp/pick-up/key-layout/
ただ、ゲーミングキーボードの市場では、日本語キーボードは圧倒的に少ないです。
初めてUS配列のキーボードを使うのは、少し勇気がいるかもしれませんが、一度慣れてしまうと、もう日本語キーボードには戻れないでしょう。それくらい快適なので、この機会に、US配列のキーボードでデビューしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
ゲーミングキーボードを一度使うと、その快適な打鍵感とクールなLEDのおかげで、もう普通のキーボードには戻れないでしょう。
むしろ、普段使いのキーボードが快適なだけで、ゲームに対するモチベーションが上がるはずです。
FPSをもっと快適にプレイしたい、もっと上手になりたいという方は、ぜひゲーミングキーボードを買って、他のプレイヤーとの差を縮めてください。